【運用は自衛隊】コロナウイルスのおかげで病院船(建造費350億円 年間維持費25億円)建造議論が再燃、7年ぶりに超党派議連開催へ
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府・与野党で「病院船」建造を求める声が強まっている。病院船は戦争や災害時に病院の役割を果たす船舶で、加藤勝信厚生労働相や河野太郎防衛相が建造を検討する意向を表明。3月3日には病院船建造を目指す超党派議連が7年ぶりに総会を開き、政府に整備を促す方針だ。病院船を巡っては、1990年の中東湾岸危機や、95年の阪神大震災の際などで関心が高まり、東日本大震災後の2011年4月に「病院船建造推進、超党派議員連盟」が発足した。