森法相、解釈変更めぐり答弁修正 黒川検事長定年延長、安倍首相「何ら問題ない」
衆院予算委員会は26日午後、安倍晋三首相と関係閣僚が出席して集中審議を行った。黒川弘務東京高検検事長の定年延長について、森雅子法相は国家公務員法に関する過去の政府見解をめぐる自身の答弁を事実上修正した。国民民主党の玉木雄一郎代表は、黒川氏の定年延長撤回を求めたが、首相は「何ら問題ない」と拒否した。近藤正春内閣法制局長官は26日の予算委で、法務省から1月17日ごろに「検察官は国家公務員法の定年延長の適用外」とする過去の政府見解を踏まえ、解釈変更の相談があったと説明。