【裁判】2歳娘を9日間放置、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親が否認「精神障害で娘の存在を認識できなかった」
仙台市で昨年6月、自宅に2歳の娘を放置したまま数日間外出して死亡させたとして保護責任者遺棄致死罪に問われた母親で飲食店従業員、土屋りさ被告(26)の裁判員裁判の初公判が5日、仙台地裁(大川隆男裁判長)で開かれた。土屋被告は「娘を置き去りにするつもりはなかった」などとして起訴内容を否認した。検察側は冒頭陳述で「被告は娘を放置し続ければ、生命が危険な状態になると認識しながら、育児ストレスなどから数日間放置するつもりで外出した」と指摘。