【自民総務会】検察官などの定年延長法案 了承見送り「なぜ今やる必要があるのか」
政府が国会への提出を予定している検察官などの定年を引き上げるための法案について、自民党の総務会では、慎重な意見が相次ぎ、6日の了承は見送られました。政府は、国家公務員の定年の段階的な引き上げに合わせて、検察官についても定年を65歳に引き上げるための法案を、来週にも国会に提出する予定です。これを前に、自民党の総務会で法案の審査が行われましたが、出席した議員からは「国会で、東京高等検察庁の検事長の定年延長が議論になる中、なぜ今やる必要があるのか」などと慎重な意見が相次ぎました。