【国内】家計急変で修学支援申請1000件 新型コロナの国制度、ひと月で 学生苦境に
大学などの学費負担を軽減する国の修学支援制度を巡り、新型コロナウイルスの影響で家計が急変したことを理由にした申請が4月末までの1カ月間で約1000件に達したことが、文部科学省への取材で判明した。経済活動の自粛などで家庭の収入が減るなどして苦境に陥る学生が急増している実態が浮き彫りとなった。今年度から始まった同制度は、両親と学生本人、中学生の4人構成のモデル世帯の場合、年収約380万円までは入学金や授業料の全額または一部が減免され、給付型奨学金も受けられる。