【AERA】上昌広「緊急事態宣言は全く不要だった。東京の感染は2~3月にピークを迎えていた可能性がある」
より手厳しい指摘をする専門家もいる。「緊急事態宣言は全く不要だった可能性がある」と話すのは、医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広医師だ。「東京の超過死亡数を見ると、感染は2~3月にピークを迎えていた可能性があります」超過死亡とは、インフルエンザなどの感染症による死者数を推計するための数値だ。感染が流行していない時期の死者数をベースラインとし、流行時の死者数と比較することで感染症による死者を推計する。