【農業者の利益?】江藤拓農相、賛否含めて議論がある種苗法改正の成立へ、改めて意欲を燃やす
江藤拓農相は19日の閣議後会見で、先の通常国会で成立せず継続審議となった種苗法改正案は「農業者の利益を守るための重要な法案だ」と述べ、改めて成立に意欲を示した。国会審議が始まっていないことを踏まえつつ、「説明責任はしっかり負っていきたい」と、法改正の狙いなどに理解を得ることを重視した。改正案は、優良品種の権利保護と不正流出の防止を目的に、農家が登録品種の種苗を自家増殖する場合、育成者権者の許諾を必要とする。