【朝日】ネット政治広告、規制は 米大統領選で「詐欺的行為」も
英国の欧州連合(EU)離脱や米大統領選の結果に大きな影響を与えたとされるネット上の政治広告。日本でも、憲法改正の手続きを定める国民投票法改正が議論される中で、こうしたネット広告の規制についての議論がついに始まった。規制は必要なのか。可能なのか。「インターネット広告は今や放送広告の量を凌駕(りょうが)し、扇情的な影響力という意味でははるかに強い影響力を持っている」5月、憲法改正を議論する衆院憲法審査会が半年ぶりに開かれた際、委員の一人はこう訴えた。