福祉避難所設置に不安、自治体の6割 新型コロナ影響 ニーズと収容能力把握できず(毎日)
災害時に高齢者や障害者らを受け入れる「福祉避難所」について、47都道府県・20政令市・23特別区の計90自治体のうち約6割に当たる50自治体が、新型コロナウイルスの感染拡大で受け入れが困難になっていると感じている。福祉避難所は、避難生活が長期に及び避難者数も多かった東日本大震災をきっかけに充実を求める声が上がったが、今年は高齢者施設で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が多発したこともあり、各自治体が不安を抱える実態が浮かんだ。