【札幌女児衰弱死】詩梨ちゃんの母、初公判で起訴内容を否認「元気な状態から急に亡くなった」
札幌市中央区で昨年6月、当時2歳の女児が衰弱死した事件で、保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親の池田莉菜被告(22)は2日、札幌地裁(石田寿一裁判長)の裁判員裁判初公判で「元気な状態から急に亡くなった」と起訴内容を否認した。起訴状によると、池田被告は昨年5月15日から6月5日ごろ、交際相手の藤原一弥被告(25)=同罪などで一審実刑、控訴中=と共謀し、藤原被告から暴行を受けてけがをした娘の詩梨ちゃんに必要な治療を受けさせたり、食事を与えたりせずに衰弱死させたとしている。