【岡山】鎮静剤を投与し無断で堕胎、元外科医 初公判で認める…婚約者がおり中絶を拒否され「1千万円を払うから堕ろしてくれ」と懇願
妊娠していた20代の知人女性に無断で堕胎手術を行い、けがをさせたとして、不同意堕胎致傷の罪に問われた岡山済生会総合病院の元外科医、藤田俊彦被告(34)は6日、岡山地裁(御山真理子裁判長)で開かれた初公判で「間違いない」と起訴内容を認めた。検察側は冒頭陳述で、被告と女性は肉体関係にあったと指摘。被告は当時、別に婚約者がおり、女性から妊娠を告げられ「堕ろす以外の選択肢はない」と言ったが中絶を拒否され、「1千万円を払うから堕ろしてくれ」と懇願したとした。