日米仏豪が共同訓練 インド太平洋に“対中包囲網” 岸信夫防衛相「4カ国の協力関係を一層深化させたい」
自衛隊と米国、フランス、オーストラリア各国軍による離島防衛の能力向上を目的とした共同訓練「アーク21」が11日、九州各地や東シナ海で始まった。軍事的覇権拡大を進める中国は、沖縄県・尖閣諸島や台湾への野心をあらわにしている。海上自衛隊や各国海軍は計11隻の水上艦による訓練を実施する。「『自由で開かれたインド太平洋』のビジョンを共有する4カ国の協力関係を一層深化させたい」岸信夫防衛相は11日の記者会見でこう語った。