【シミュレーション】ワクチンの接種スピードが遅いと再度の緊急事態宣言が必要になる、五輪が開催しても緊急事態宣言が解除できない
12日から延長となった緊急事態宣言。新型コロナウイルスの感染拡大は日本経済にどれほどの影響を与えるのか。東京大学の仲田泰祐准教授らのグループは、ワクチンの接種スピードが遅いと再度の緊急事態宣言が必要になるという、東京都の感染状況のシミュレーション結果を発表した。ワクチン接種が週360万本(1日50万本強)の「基本見通し」では、5月末の緊急事態宣言解除後、8月第1週で感染者数が急増した後に急減するグラフが描かれているが、これはその時点で緊急事態宣言が発令されることを想定している。