宮城のコロナ、変異株9割超 県など警戒「大阪のようになる」
感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異株「N501Y」。宮城県と仙台市は18日、直近1週間のスクリーニング(ふるい分け)検査で、感染の広がりを示す陽性率がいずれも9割を超えたことを明らかにした。首都圏や関西圏で猛威を振るう英国由来の変異株が、県内でも急拡大しているとみられる。【藤田花】スクリーニング検査は、新型コロナへの感染が判明した患者のうち、4~5割の検体を抽出し県保健環境センターや仙台市衛生研究所、民間の医療機関などで実施している。