「取り組みが無に」 アフガン支援、日本の懸念が現実に
米国主導の「テロとの戦い」によって2001年にタリバーン政権が崩壊した後、日本政府は国際社会と連携する形で、アフガニスタンの復興や新政府の国づくりを支援してきた。アフガニスタン政権崩壊 「刀と銃でタリバーンが勝利」
日本は02年に東京でアフガン復興支援国際会議を開催。国連難民高等弁務官だった緒方貞子政府代表(当時)が米国や欧州連合(EU)、サウジアラビアの関係者と共同議長を務め、参加国で最大規模のODA(途上国支援)5億ドルを約束した。