【東京地裁】被差別部落の地名掲載は違法、出版社にネット削除と賠償命じる…国民が治安の悪い地域を知る公益性は斟酌されず
● 被差別部落の地名掲載は違法 ネット削除、賠償命じる被差別部落の地名リストをウェブサイトに掲載するのは「差別を助長する行為だ」として、部落解放同盟と幹部ら234人が川崎市の出版社「示現舎」代表者らに削除や計約2億6500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(成田晋司裁判長)は27日、リスト掲載は「出身者が差別や誹謗中傷を受けるおそれがあり、プライバシーを違法に侵害する」と判断した。