【米国】ワクチン接種義務付けに警官の反発拡大・・・2021年にコロナで死亡した警官は233人と銃撃による殉職死者数の5倍
米国で新型コロナウイルスのワクチン接種義務化を巡り警官の間で反発が広がっている。中西部イリノイ州シカゴ市では先週末、義務付けを拒否する警察の労働組合を市が提訴した。東部メリーランド州などでも労組と地元政府が対立を深めている。接種の義務化が警官の辞職を招き人手不足が深刻になるとの見方もある。接種義務の期限を迎えたシカゴ市は15日、約1万3000人の警官を代表する組合とジョン・カタンザラ代表をイリノイ州クック郡巡回裁判所に提訴し、接種義務の履行を阻止する行為の緊急差し止めを求めた。