【福岡】83歳夫の涙忘れられず「一緒に死のうね。先に行ってて。私も後から行くから」決めた妻…悲劇生んだコロナ入院
北九州市小倉北区の自宅で3月、83歳の夫を殺害したとして殺人罪に問われた塗木百合子被告(76)の裁判員裁判の初公判が22日、福岡地裁小倉支部であり、被告は起訴内容を認めた。夫は新型コロナウイルスに感染して入院した時のことを「地獄のようだった」と涙ながらに語っていたという。その夫が再び体調を崩し、再入院が頭をよぎると、被告は「これ以上苦しめたくない」とストールで首を絞め、自らの手首を切った。