【ワクチン交差接種】ファイザー接種者が3回目にモデルナを打つと中和抗体が31・7倍になるのに対し、ファイザーでは20倍 ★2
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種では、これまでに接種したワクチンとは異なる種類を打つ「交差接種」が増える見通しとなった。熊本県内ではこれまで、各市町村に配られたワクチンは全て米ファイザー製だったが、来年2、3月分は半数近くを米モデルナ製が占めるためだ。県や熊本市は「交差接種の方が、感染を防ぐ中和抗体が増えるという結果が出ている」と説明するが、同時に2種類のワクチンを扱う医療現場からは、煩雑さを増す業務に戸惑いの声も上がっている。