【日刊ゲンダイ】3回目接種遅れの元凶は後藤厚労相と堀内コロナ担当相だ 昨秋 “前倒し” に急ブレーキの不可解
第6波の新規感染者数は減少傾向が見られるが、重症者、死者数は今も深刻な事態が続いている。悔やまれるのは、3回目接種の前倒しが遅れたことだ。「8カ月に根拠なし。完全に厚労省の間違いだ」(河野前ワクチン担当相)と、政治家は官僚を“悪者”扱いだが、ブレーキをかけたのは岸田政権の2閣僚だ。14日の衆院予算委員会で、立憲の長妻昭議員は「前倒しの判断が遅れたことは人災だ」として、昨年11月の前倒し決定をめぐる経緯を取り上げた。