【バブル崩壊】中国経済が急失速、「ゼロコロナ」「ウクライナ」で先行き暗雲
2022年3月、中国経済が突然失速した。厳しい外出・行動制限を強制する「ゼロコロナ」対策が人口2400万人強の中国最大の経済都市上海に事実上全面適用されたことが大きく影響した。全国的に外食、観光など接触型消費が落ち込み、住宅や自動車販売が低迷。頼みの投資、貿易も停滞し、失業率は上昇した。習近平総書記(国家主席)が3期目に入るとみられる今年秋の共産党大会を控え、党・政府は今年の経済成長率目標を「5.5%前後」に設定したが、このままでは5%も難しい。