【社会】ウェブライターの葛藤、1文字1円はさらに値崩れ「ウェブは紙の半分の原稿料」「頑張ろうとしても苦しくなる」
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今年(2022年)の春闘で、出版業界でフリーランスとして働く人の労働組合「出版ネッツ」が報酬の10パーセント引き上げを求めたーー。インタビュー記事を掲載したところ、ライターとして生計を立てる人たちから大きな反響が寄せられた。同組合は取材時「報酬の水準は30年間変わっていない」だけでなく、ウェブ媒体においては「クラウド型のマッチングサイトで『1文字0.5~1円』といった破格な低報酬の案件がやりとりされている」と、フリーランスのライターをめぐる厳しい状況に言及した。