子ども予算財源、消費税を否定 松野官房長官「当面触れず」
松野博一官房長官は6日の記者会見で、岸田文雄首相が掲げる子ども予算の倍増に関し、消費税の増税により財源を賄うことに否定的な考えを示した。「(消費税は)社会保障財源として今後も重要な役割を果たすべきもので、当面触れることは考えていない」と述べた。同時に、何らかの恒久財源を確保する方針を改めて表明した。消費税増税については、自民党税制調査会顧問の甘利明前幹事長が5日のBSテレ東番組で、少子化対策の財源として将来的な消費税率の引き上げも検討対象になるとの認識を示した。