【水産資源】インド洋のメバチマグロ 国ごとに漁獲量の上限を設定へ

インド洋で漁獲されるメバチマグロについて、新たに国ごとに漁獲量の上限が設けられることになりました。メバチマグロはスーパーなどで刺身として販売されていて、水産庁によりますと、2020年の日本の漁獲量はおよそ3万3000トンで、このうちおよそ5000トンをインド洋での漁獲が占めています。こうした中、インド洋でのマグロなどの資源管理を行う国際機関は、今月12日まで年次会合を開き、メバチマグロの資源の状態が悪化しているとして、来年から再来年にかけて、新たに国ごとに漁獲量の上限を設けることを決めました。