【最高裁】グエン・ゴック・トゥン被告の懲役15年確定へ ベトナム人男性を刺殺 わいせつ被害を受けた復讐だったという
最高裁第2小法廷(草野耕一裁判長)は北海道旭川市のJR旭川駅で昨年2月に知人男性=当時(35)=を刺殺したとして、殺人などの罪に問われたベトナム国籍の元技能実習生グエン・ゴック・トゥン被告(25)の上告を棄却する決定をした。9日付。懲役15年とした一、二審判決が確定する。判決によると、昨年2月、旭川駅の通路で、ベトナム国籍の無職タン・バン・ギアさんの首などを刺し身包丁で複数回突き刺し、失血死させた。