【火災保険金詐取】検察「探偵アニメ参考に兄に発火装置作らせた」…弟に「共謀成り立つ」と懲役9年求刑
兄に放火を指示し、火災共済金をだまし取ろうとしたとして、現住建造物等放火と詐欺未遂の罪に問われた東京都練馬区の筒井俊被告(38)の裁判員裁判が10日、広島地裁(後藤有己裁判長)であった。検察側は「犯行の全体像を計画した」と懲役9年を求刑して結審した。判決は21日。起訴状では、筒井被告は兄の誠受刑者(48)(懲役7年の実刑確定)と共謀して2019年12月、広島市東区の兄の自宅で灯油をまき、マッチなどを利用した時限発火装置で引火。