「選択」記事による名誉毀損、本社勝訴が確定 最高裁,(日経)
月刊誌「選択」の記事で名誉を傷つけられたとして、日本経済新聞社が同誌を発行する選択出版(東京・港)に3300万円の損害賠償などを求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(三浦守裁判長)は同社の上告を棄却する決定をした。3日付。同社に220万円の支払いを命じた一、二審判決が確定した。二審・東京高裁は、脱炭素に関する日経の特報を「誤報だった」などとした同誌2021年5月号の記事について「真実と認められず、真実だと(選択側が)信じる理由があったとも認められない」と判断。