【群馬】生活保護費問題 群馬・桐生市側、争う姿勢 前橋地裁口頭弁論
群馬県桐生市が生活保護費を月ごとに満額支給せず、1日1000円に分割して手渡すなどしたのは違法だとして、受給者の男性2人が同市に計55万円の損害賠償を求めた民事訴訟の第1回口頭弁論が19日、前橋地裁(神野律子裁判長)であった。原告側の弁護団によると、市側は争う姿勢を示した。訴状などによると、桐生市は生活扶助費を支給する決定をした50代と60代の男性に分割で手渡し、満額支給していなかったほか、60代男性には求職活動することを支給の条件としていたと指摘。