米政府、石破氏に「同盟強化」期待 発言には警戒感、摩擦の懸念も
27日の自民党総裁選で勝利した石破茂・新総裁(67)に対し、米政府は日米同盟の強化に取り組むことを期待するコメントを出した。石破氏は日米地位協定の見直しなどを提案しており、米側には一定の警戒感がある。今後、日米関係の摩擦の種となる可能性もある。米国務省の報道担当者は取材に、石破氏に祝意を示したうえで「日米同盟をさらに強化し、自由で開かれたインド太平洋という共通のビジョンを前進させるために協力していくことを楽しみにしている」と述べた。