南海トラフ、前例なき67万人の事前避難 「避難所足りる」半分以下

南海トラフ臨時情報の中で最もレベルが高い「巨大地震警戒」が出た際、政府が事前避難を求める住民は67万人を超える。前例のない規模と範囲の避難が予想される中、東日本大震災の経験を生かし、どのような備えができるのか。全国139市町村に独自調査 結果は
全国で67万7860人――。朝日新聞が千葉県から鹿児島県までの沿岸139市町村に尋ね、南海トラフの臨時情報(巨大地震警戒)が出た際に政府が1週間の事前避難を求める地域の住民数の合計だ。