【地震学/国際】<ネパール地震>断層のずれ最大4m…専門家が解析 エネルギーは阪神大震災の約30倍
地震でずれた範囲
ネパールを25日に襲ったマグニチュード(M)7.8の巨大地震で、震源の断層は首都カトマンズ一帯の東西150キロ、南北120キロに及び、場所によっては4.1メートル以上ずれたとみられることが26日、八木勇治・筑波大准教授(地震学)の解析で分かった。エネルギーは同じく都市直下型だった阪神大震災の約30倍だったうえ、カトマンズ直下が最も大きくずれたため、被害が拡大した可能性がある。