【生化学】ミトコンドリア外膜から内膜へリン脂質分子を輸送するタンパク質の立体構造及び脂質輸送メカニズムを初めて解明
図1 小胞体及びミトコンドリア膜間におけるホスファチジン酸の輸送経路(上)とホスファチジン酸の構造(下)
小胞体膜で合成されたホスファチジン酸はミトコンドリア外膜から内膜へ輸送され、ミトコンドリア機能に必須のカルジオリピン合成の原材料となる。
図2 Ups1-Mdm35複合体の遊離型(左)とホスファチジン酸結合型(右)の立体構造
Ups1は薄茶色、Mdm35はピンク色、オメガループは青色で示してある。