【材料科学/環境技術】新しい酸化セリウムナノロッド材料の開発 低温条件下でも酸素吸蔵放出能を発現
【研究概要】
東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の浅尾直樹教授のグループと同機構の中山幸仁准教授のグループは、セリウムアルミニウム合金を 70℃のアルカリ水溶液に浸漬するという非常に簡便な手法により、極めて細い酸化セリウムナノロッドを高収率で作製することに成功しました。酸化セリウムは、酸化雰囲気下では酸素を取り込み、還元雰囲気下では酸素を供給する酸素吸蔵放出能(※1)を示します。