【地震学】カトマンズ地下の断層、大きなひずみが今も蓄積 新たな巨大地震が発生する可能性
【1月12日 AFP】2015年にネパールで大地震を発生させた巨大な地下断層は、首都カトマンズ(Kathmandu)の直下で、依然として極めて大きなひずみを蓄積した状態を保っているとの研究論文が11日、英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)に発表された。この研究結果は、地震の典型的な発生周期とされる数百年ではなく、数年から数十年以内に、100万人以上が暮らす地域で新たな巨大地震が発生する可能性があることを意味している、と研究チームは記している。