【医学/神経科学】認知症モデルマウスの神経炎症を可視化 COX1を標的とした認知症の解明・診断・治療への応用に期待
要旨
理化学研究所(理研)ライフサイエンス技術基盤研究センター生体機能評価研究チームの尾上浩隆チームリーダー、宿里充穂客員研究員(研究当時、現 昭和薬科大学助教)、標識化学研究チームの土居久志チームリーダー、馬渡彩リサーチアソシエイトらの研究チームは、神経炎症に関わる酵素COX-1[1]を高感度で検出するPETプローブ[2]を開発し、アルツハイマー型認知症モデルマウスの神経変性の進行にCOX-1が関与する様子を可視化することに成功しました。