【気象学】暖湿流の予測精度向上へ=ひまわり8号で大雨対策―気象研
昨年7月から運用が始まった気象衛星ひまわり8号の高性能な観測データを使い、海上から陸上に流れ込む暖かく湿った空気の流れを高精度で予測する手法を開発したと、気象庁気象研究所の国井勝研究官らが17日、発表した。台風や低気圧に伴う暖かく湿った空気の流れは大雨をもたらす。日本の陸上にはレーダー観測網があるが、海上は気象衛星で観測した雲の動きから推測するしかなく、予測精度の向上が課題となっていた。
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昨年7月から運用が始まった気象衛星ひまわり8号の高性能な観測データを使い、海上から陸上に流れ込む暖かく湿った空気の流れを高精度で予測する手法を開発したと、気象庁気象研究所の国井勝研究官らが17日、発表した。台風や低気圧に伴う暖かく湿った空気の流れは大雨をもたらす。日本の陸上にはレーダー観測網があるが、海上は気象衛星で観測した雲の動きから推測するしかなく、予測精度の向上が課題となっていた。
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