【遺伝子医学】統合失調症の発症に関与するゲノムコピー数変異の同定と病態メカニズムの解明
名古屋大学大学院医学系研究科(研究科長・髙橋雅英)精神医学の尾崎紀夫(おざきのりお)教授らの研究グループは、東京都医学総合研究所、大阪大学、新潟大学、富山大学、藤田保健衛生大学、理化学研究所、徳島大学、Chang Gung University(台湾)の研究グループとの共同研究により、統合失調症(※1)の発症に強く関与するゲノムコピー数変異(CNV)(※2)を患者全体の約9%と高い頻度で同定し、患者の臨床的特徴および病因の一端を解明しました。