【医療】舌がんの放射線治療 不要な放射線当たるの防ぐ装置開発-阪大
舌にできるがん、舌がんの患者が放射線治療を受ける際、周りに不要な放射線が当たって歯ぐきがただれるなどの副作用を防ぐ装置を、大阪大学のグループが開発しました。開発したのは、大阪大学大学院歯学研究科の村上秀明准教授などのグループです。舌がんは、国内で毎年およそ1万人がかかるとされ、早期に見つかった場合は放射線で、がんを死滅させる放射線治療が有効ですが、必要のない部分に放射線が当たり、歯ぐきがただれたり、あごの骨が崩れたりする副作用のおそれがあり、舌を切除する手術が多く行われています。