【古生物学】火山と隕石の「ワンツーパンチ」で大量絶滅 米研究
恐竜が地球を支配していた長い時代が終わったのは、ラッキーパンチ一発でノックアウトされたからではなく、その原因と目されることの多い隕石の地球への衝突が発生した前後に、拷問のような気候変動が長期間続いたからだとする研究結果が5日、発表された。現在のメキシコのチクシュルーブに衝突した隕石が、恐竜やその他の生物の絶滅の一因となったのは確かだが、決して唯一の原因ではないと、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表された研究論文は結論付けている。