【宇宙】初期の太陽系から「はじき出された」孤立小惑星、太陽系外縁部で初観測
【5月10日 AFP】
初期の太陽系からはじき出された小惑星が、その中心部から数十億キロ離れた海王星軌道外側の太陽系外縁部で発見された。天文学者チームが9日、研究結果を発表した。英学術誌「アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ(Astrophysical Journal Letters)」に掲載された論文によると、この興味深い天体は「カイパーベルト(Kuiper Belt)」と呼ばれる太陽系外縁領域で観測された初の炭素豊富な小惑星だという。