【環境】夏の異常気象、2100年までに1.5倍に? 最新研究
■熱波、洪水、干ばつ、山火事など北半球の気象災害の原因、極端気象の長期化で2018年の夏、北半球では、前例のない熱波や干ばつ、洪水、山火事などが多発した。これらの気象災害は、北極の急速な温暖化によってもたらされる大気の状態と関連がある。10月31日付けの学術誌「Science Advances」に発表された新たな論文によると、このまま地球温暖化が続けば、こうした気象災害は2100年までに平均で1.5倍に増え、最大で3倍になる恐れもあるという。