【話題】千葉大学参加のニュートリノ観測実験、Science誌の2018年の10大成果に
千葉大学が参加する国際研究チームが南極点で行っている世界最大のニュートリノ観測実験の成果が、米国科学振興協会が発行する科学誌Scienceの2018年の10大成果に選定された。国際研究チームは、世界12か国49の研究機関で構成され、日本からは唯一、千葉大学が正式メンバーとして参加している。本研究では、これまで謎であった宇宙ニュートリノ放射源天体の同定を目指し、検出された宇宙ニュートリノの到来方向等の情報を元に世界中の観測施設が追観測を行う「マルチメッセンジャー観測」という新しい手法を開拓。