【宇宙】宇宙からの高エネルギー電子が中間圏のオゾンを破壊する、名大などが確認
宇宙からの高エネルギー電子が中間圏のオゾンを破壊する、名大などが確認著者:波留久泉
名古屋大学(名大)、電気通信大学(電通大)、京都大学(京大)、国立極地研究所(極地研)、東京大学、大阪大学(阪大)、金沢大学、東北大学の7者は7月13日、宇宙のさえずりと呼ばれる特殊な電波によって、「脈動オーロラ」と呼ばれる明るさが明滅するオーロラが発生したときに、オーロラを起こす電子よりも1000倍以上のエネルギーを持つヴァン・アレン帯の高エネルギー電子が高さ60km付近の中間圏にまで侵入することによって、中間圏のオゾンが10%以上減少することを発見したと発表した。