【量子技術】東北大など、固体中の量子ビットの「位相緩和時間」を記述する法則を発見
東北大など、固体中の量子ビットの「位相緩和時間」を記述する法則を発見著者:波留久泉
東北大学、科学技術振興機構(JST)、丸文財団の3者は4月5日、固体中のスピン中心の量子ビットとしての性能を決める「位相緩和時間(T2)」を支配する一般化スケーリング則を発見したと発表した。同成果は、東北大 電気通信研究所の金井駿助教、同・大野英男教授(現・東北大総長)、米・シカゴ大学および米・アルゴンヌ研究所のデイビッド・D・オーシャロム教授らの国際共同研究チームによるもの。