スギ全染色体の塩基配列解読に成功 -無花粉品種の効率開発や気候変動影響の高精度予測可能に-
ポイント
・スギの全染色体をカバーする参照ゲノム配列を染色体の端から端まで正確に構築・無花粉など有用な品種の開発・育成が加速
・気候変動の針葉樹への影響を正確に予測可能概要
国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所、東京大学、基礎生物学研究所、新潟大学、筑波大学、国立遺伝学研究所の研究グループは、スギの全染色体をカバーする塩基配列を解読、約5万個の遺伝子とその位置もほぼ特定し、種を代表する標準配列「参照ゲノム配列」を構築しました。