【宇宙】関学など、火星のコア-マントル間にマグマが存在できることを証明

関学など、火星のコア-マントル間にマグマが存在できることを証明関西学院大学(関学)、岡山大学、島根大学、愛媛大学、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の5者は3月4日、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟に搭載された静電浮遊炉を用いた実験により、二酸化ケイ素(SiO2)の量が少なく鉄に富むケイ酸塩組成のマグマの密度測定を実施し、その結果に基づいて構築した密度モデルから、そのマグマがマントルの岩石よりも高密度になり、火星深部の核-マントル境界に重力的に安定して存在しうることを示したと共同で発表した。