【EU離脱】日米外務次官が会談 「無用な影響」回避を確認 アジア太平洋の安保環境「厳しさ増す」
訪米中の杉山晋輔外務事務次官は27日、ブリンケン米国務副長官と国務省で会談し、英国の欧州連合(EU)離脱問題に関し、国際社会に「無用な大きな影響」を与えないよう、日米が連携して最大限の努力を行っていくことを確認した。会談後、杉山氏が記者団に明らかにした。両氏は、日米双方にとり英国が「基本的な価値を共有し、政治、経済、安全保障などさまざまな分野で強固な協力関係にある重要な国」であるとし、日米で離脱交渉に関する情報収集に努め、協調した行動をする方針で一致した。