【国難/放射能汚染問題】甲状腺検査『説明と同意』手法検証へ 情報提供・自由意思原則
東京電力福島第1原発事故の健康影響を調べる「県民健康調査」の甲状腺検査評価部会は26日、福島市で会合を開いた。県内全ての子どもを対象とした甲状腺検査を巡り、対象者への説明と同意が不十分などとして、現状の検査手法の問題点を精査し、部会の上位組織である検討委員会に進言することを確認した。会合で部会員の高野徹氏(大阪大大学院医学系研究科講師)は「(甲状腺を調べる)超音波検査のメリット(利益)とデメリット(不利益)が伝わっていない。