働き方法案、29日に衆院通過=残業最大で「月100時間」
安倍政権が今国会の最重要法案とする「働き方改革」関連法案は29日の衆院本会議で、自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決され、参院に送付される。与党は6月1日にも参院で審議入りする構えで、今国会成立の公算が大きくなっている。法案は(1)高収入の専門職を労働時間規制対象から外す「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」創設(2)「月100時間未満」などの残業時間上限導入(3)正社員と非正規社員の格差改善を図る「同一労働同一賃金」適用-などが主な内容。