【漁業法改悪案】漁業者から問題点指摘の声野党合同ヒアリング
戦後の漁業のあり方を全面的に改悪する漁業法改悪案について、野党は3日、農林水産省や漁業関係者に対する「合同ヒアリング」を行い、漁業者からは、漁業権や資源管理の在り方など法案の問題点を指摘する声が相次ぎました。同法案は、漁業権を地元漁協に優先的に与えてきた仕組みを廃止し、企業に漁業権を与えるもの。宮城海区漁業調整委員の赤間廣志さんは、法案を先取りする宮城県の「水産特区」では、漁業権を与えられた民間企業が多額の税金を受けながら債務超過に陥っていると指摘し、同民間企業の財務状況を検証すべきだと要求。